UA-162800629-1
裏表紙のあらすじに惹かれて
買った本です📕
「残像に口紅を」
言葉が1文字ずつ
なくなっていくという中で
ストーリーが進んでいきます。
あ、ぱ、せ、ぬ、、、
と消えていきますが、
思った以上に数文字消えても
自然な文章だったからすごいです!
消す順番もすごいんだと思います。
作家が主人公で、
小説の虚構と現実。
言葉の消失イコール存在の消失で、
家族とのことは悲しいし、
使えない言葉が多くある中での
瑠璃子との情交や講演活動など、
実験的に設定されていて、
リアルだったら可愛そうに思うことも、
興味深く読めました。
最後の調査報告に書かれていたような、
データ的なことや論理的なことは
わからないですが、
自分なりに楽しみました。
筒井康隆 さん色々あるけど
「旅のラゴス」好きです🥰
生徒さんからいただいた本も
知識の宝庫でありながら
隙間時間に読みやすい本で
なるほどと思いながら楽しんでます!
「すばらしい人体」