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昨日はコロナ禍での
音楽授業についての考え
(特に歌うことについて)を
書きましたが、
鑑賞も音楽を楽しめる時間です✨
鑑賞曲として教科書に出てくる
「ブルタバ」(モルダウ)は
とても好きな曲のひとつです🎶
「モルダウ」と言われていることの方が
多いかもしれませんが…
チェコのスメタナ作曲で
ブルタバ川に沿った情景が描かれ、
その背景にはオーストリアの支配下にあった
チェコの独立への願いが込められています。
ちなみに「ブルタバ」とはチェコ語で
「モルダウ」とはドイツ語です。
連作交響詩「我が祖国」の
第2曲が「ブルタバ」ですが、
交響詩とは物語や情景をオーケストラで
表現する音楽のこと。
標題を手がかりに聴くと
さまざまな情景が思い浮かぶことはもちろん
単なる情景描写の音楽ではなく、
この状況下での人々の心情や
困難を乗り越えていく力強さも
あるように感じられます。
社会や時代背景は
生まれる音楽に影響を与えたり、
その社会を動かす音楽が生まれたりすることも。
色々書いてしまいましたが、
理屈抜きに
この深みのある音楽がとても好きです。
「ブルタバ」だけでも12分程度あるので、
短縮(前半)版と
興味のある方向けに
スコア(楽譜)が載っているフル版と
2つ載せさせてもらいました🎵
そして、いつかチェコ行きたいです!